12月6日(土)田耕中山神社に於いて中山忠光卿百五十年式年祭が催されました。
来賓として「中山忠光暗殺始末」の著者・西嶋量三郎氏も参加されました。
式後には、杣地集会所に於いて山田美和子氏(安倍総理の下関事務所スタッフ・
田耕出身)の講演(中山忠光卿について)もありました。
神 事
修 祓
一 拝
献 餞
祝詞奏上
玉串拝礼
献 吟
豊北朗吟会他水支部・大庭支部
浦安の舞
一 拝
宮司挨拶
来賓挨拶
総代代表挨拶
今から遡ること百五十年、この田耕の山道で、一人の青年公家が非業の最期を
遂げました。わずか十九歳。いかにも早すぎる、むごい死でした。
維新の先駆者となった吉田松陰二十九歳、高杉晋作の二十六歳にも及ばぬあまりにも
短い一生。また逝去の後ひと月あまりで、高杉晋作が奇兵隊を挙兵するという運命の
いたずら。地元をはじめ、多くの人々が忠光卿を忘れることなく崇める心のうちには、
おそらくこれらに対する哀惜の念があるといえるでしょう。
田耕中山神社は、昭和三十八年に建築されました。
その後、愛新覚羅溥傑・浩御夫妻をはじめ御縁ある方々、また、三笠宮殿下・妃殿下
にも御参拝をいただく光栄に浴し、今なお地区内外より多くの来訪者があります。
地域の皆さんの御奉仕により折々に整備を重ね、小さいながら清々しく厳かに整えられ
てきました。
この神社が、末永く忠光卿の革新の情熱を伝える役目を担うよう願い、
終わりになりましたが、これまで支えていただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
田耕神社宮司 坂田康子 (式年祭パンフより)
(式年祭パンフより)