平成28年1月24日の中山神社の様子です。西日本を襲った大寒波の最中ですが、
思い切って写真を撮りに行ってきました。神社はふんわりと雪に包まれており、
忠光卿も中々か見られぬこの静謐な銀世界を楽しまれたのではないでしょうか。
3月には忠光卿や愛新覚羅溥儀に関する講演やイベントが開催されます。
中山忠光(なかやま ただみつ)
弘化二年(1845)~元治元年(1864)
幕末の尊王攘夷派の公家で明治天皇の叔父にあたる。
真木和泉や吉村虎太郎らの尊王攘夷派の志士たちと交流し、
孝明天皇の侍従として仕えていたが、尊王攘夷の急先鋒だった
長州にくだり、下関の外艦砲撃などに加わり攘夷の実行を図った。
その後吉村らと大和五条で挙兵したが(天誅組の変)、戦いに敗れ
再び長州に下った。
元治元年(1864)豊浦郡田耕村(現下関市豊北町田耕)の山中で
佐幕派の手によって暗殺された。
菊舎の里にある中山神社は中山忠光卿が暗殺された場所。
墓所は下関市綾羅木の中山神社境内にある。