浜出祭(はまいでまつり)

 山口県指定無形民族文化財「浜出祭」は、七年ごとに行われる大祭典です。

 

 山側の田耕神社を出発した行列は延々数里の道を、花巫女・伝御(おとな)・将家などの美しい装いをした数百人の行列となって、海側の土井ヶ浜に向かって御神幸するというものです。途中の中間点で海側の迎えの行列と一緒になり、行列はさらに一層華やかなものとなります。

 

 この浜出祭の由来は、蒙古軍襲来の折、敵国降伏の祈願をしたところ、その神慮により土井ヶ浜および田耕の鬼ヶ原において敵兵が全滅し、この国難を乗り切ることが出来たのも一重に神慮によるものであるとして、外敵退散の神事として土井ヶ浜に御神幸の典を挙げることになったと伝えられています。

 

 その後、祭事を怠ることにより凶作・疫病が流行し、これを占ったところ蒙古の祟りとの神宣により、蒙古撃退の縁のある両神社において再会することとなり(享保九年・1724年)、その後疫病もやみ、その年より豊作・豊漁が続くようになったと伝えられています。

 

*享保九年(1724年)は菊舎生誕の29年前になります。

*下の写真は平成23年の浜出祭の様子です。

 

Translation

菊舎の里簡易マップ