先日俳句のコミック誌を見つけました。「あかぼし俳句帖」というタイトルです。
定年まであと5年、閑職に追いやられ、何か趣味でもと思い始めた頃、偶然行きつけ
の飲み屋で若い女性の俳人と出会った明星啓吾(あかぼしけいご)。その美しい女性
俳人と俳句に少しずつ惹かれていく姿を、コミカルに描いています。著名な俳人の句
や俳句関係の言葉の解説も所々に織り交ぜながら、初心者でもわかりやすく読み進め
ていくことが出来ます。ビッグコミックス誌に連載中のようで、現在第四巻まで単行
本が出版されています。
「あかぼし俳句帖」
著 者 有間しのぶ(原作)
奥山 直(作画)
発 行 2015年8月4日 初版第1刷
発行所 小学館
定 価 552円+税
一枚の餅のごとくに雪残る 川端茅舎
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金澤 萬里 (日曜日, 18 12月 2016 18:31)
杉山久子さん選一席の 冬日を遺し いいですねえ。奥さんとのほほえましい暖かい暮らしが句の裏によく表れています。私もそんな句が作れるになりたいです。
taorigiku (月曜日, 19 12月 2016 07:53)
コメントありがとうございます。杉山先生は先日の山口県俳句大会で家内の句を
選んでいただいたので、私も今回初めてですが投句してみました。まさか先頭に
載るとは思いませんでした。